こんにちは。理学療法士の安藤です。

 

ご利用者Aさまは2か月コースの2クール目が終了しました。

当店のご利用で、日常生活に良い変化がありましたので、ご紹介させていただきます。

 

Aさまが昨年発症した脳梗塞は病巣が広範囲のため高次脳機能障害と重度麻痺を生じました。転倒の危険性が高く、安全な生活を送るためには車椅子が必要な状況でした。自宅では活動性が低くなり、不活発による精神的なストレスは想像を絶するものだったと思います。

トレーニングを欠かさなかったことが遂に実を結び、回復期リハビリを卒業して約5か月目にして、ついに車椅子を卒業することができたのです。おめでとうございます。

ご利用開始当初と（左）、現在（右）の比較動画をご覧ください。

動画は、装具を着用せず裸足でのトレーニング場面です。

足底からの感覚を入力することで、脳機能を促進する目的で行っています。

開始当初（左）は、左脚の支える力が不十分であるため、腰が引けており、膝がガクガクっと動揺が強い状態でした。緊張しており肩に力が入っているため麻痺側の腕も強く曲がっているのがわかると思います。

次回も続けて、歩行の様子をお届けします。

 

理学療法士　安藤