私は介護老人保健施設ケアセンター赤とんぼにて窓口業務をしていますが、1月3日に振り袖を着て、利用者さんにご挨拶する場を用意していただきました。

例年、窓口をしている新入職員がお正月初日に振り袖を着て、通所リハビリテーションの利用者さんのお出迎えやお屠蘇でご挨拶しており、今年は入所フロアにも行き、施設長の兒玉先生と一緒に挨拶まわりも行いました。

振り袖姿を見た利用者さんから、「綺麗ですね」などお褒めの言葉を頂いたほか、「私ももう一度着たい」「私の時代は成人式がなかったから羨ましい、着てみたい」などの声を聴くことができました。他にも、利用者さんのお母様が着物を作っていたという会話で盛り上がったり利用者さんと一緒に撮影したりと、楽しい時間を過ごすことができました。お屠蘇でご挨拶をする際には、利用者さんお一人おひとりに盃を持っていいただき、美味しそうに飲まれる姿を拝見することができました。

私自身、成人式ぶりに振り袖を着ました。もう着ることはないと思っていたため、前日からワクワクが止まりませんでした。朝早くから、理美容さんに着付けや髪のセットをしていただきとても綺麗に仕上げて下さったため、いろんな方にお褒めのお言葉をいただき、気持ちのモチベーションが上がり着物を着たまま仕事したいと思いました。挨拶回りに行く際も、明るい表情をされる利用者さんばかりで笑顔が絶えない時間を過ごしました。お正月に着物を着ることがなかったため、新鮮で楽しかったです。

いつもは窓口に座っていますが、今回多くの利用者さんと直接接することができ、これまで関わったことのなかった利用者さんとも、笑顔で会話することができるようになりました。自ら話しかけることが大事だと気付かされるきっかけのもなったため、フロアに足を運ぶ際は、自ら交流を図ろうと思います。