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2021.12.10 受託事業

より透析医療の保険制度を深めるために…

ライフジャパンでは毎年、フロントの新入職員や中途入職の方向けに、より深く業務内容を理解するために、保険制度やレセプトについての勉強会を計6回行っております。11月18日に、透析医療の制度に関する勉強会を行ないました。透析に関する保険制度である「特定疾病療養受療証」や「更生医療」について詳しく説明し、また、その保険制度が成立するきっかけとなった「全腎協(全国腎臓病協議会)」の運動についても説明しました。

新人レセプト勉強会

 

フロントの職員として、患者さんに医療費や保険制度についてご説明出来ることは必須です。しかし、透析医療の保険制度は数種類あり、また内容も複雑な部分があります。私自身の経験を踏まえて、分かりにくかった部分は、ただ説明を聞くだけにならないよう、例題を出題し回答してもらい、より身近に感じてもらえるようにしました。保険制度の成り立ち、保険制度の必要性、概要について、参加されたみなさんに理解して頂けたのではないかと思います。

ただ日々の業務に取り組むのではなく、自分の中で「意味」を理解し、患者さんにも説明出来るようになると、お互いの満足度が高まるきっかけになるのではないでしょうか。

今回、講師を行ない、改めて私自身も理解を深めることができました。また、参加された方からも学ぶことが出来良かった、との声をいただけたので、勉強会を実施出来て良かったです。

仁誠会クリニックながみね フロント 松野―

 

~参加者の感想~

私含め、参加された皆さんは透析治療の保険制度の理解について、悩まれている方が多いのではないでしょうか。しかし、今回の勉強会で、透析患者さんが利用できる保険・福祉制度についての申請の流れや条件など、詳しく一から教えて下さったおかげで、日頃の業務と照らし合わせながら聞くことが出来、疑問やモヤモヤが解消されました。私たちが混乱しないように、一つの保険の説明が終わるたびに、質問はないですか?と聞いてもらったり、体験例でお話しして下さったので、紐づけがとてもしやすく、日頃の業務において注意すべきポイントが明確になりました。
私たちのために、勉強会の準備をしていただいたこと、たくさんの知識を持っておられる先輩と働かせて頂いている環境に感謝して、今回の勉強会の内容の理解を深め、患者さんに安心して治療を受けていただけるような環境作りをしていきたいです。